講師でキャリアを築いた先輩たち Vol.2 小林京子さん

 Vol.2 講師として、”自分の言葉”でお金を得ることができるので、今とても幸せです (前半)

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kobakoushi1.jpg小林 京子(こばやし きょうこ)

一般社団法人起業支援ネットワークNICe理事
有限会社ヒューリス代表取締役

学生から企業人、起業家と業種業態を問わず幅広い対象に向けた人材育成と研修を担当し20年以上のキャリアを持つ小林京子さん。NYで学んだプレイバックシアターの技法を取り入れたワークショップや、心理学を取り入れたモチベーションアップワークショップ、ブレインストーミング、ファシリテーションセミナーなど、体験学習の領域を広げたとてもユニークな活動をされています。
「自分の話したいことを話して、それでお金を得ているので、講師として今とても幸せ」という小林さん。講師としてキャリアを築く秘訣をお伺いしました。

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小林さんのセミナーはとてもユニークですが、一言で言うと?

私が伝えたいテーマは、「表現すること」の大切さです。自分が表現することで周囲は変わります。何が起きるか、自分や周囲がどう変化するか、それがコミュニケーションの醍醐味です。それは、仕事の場に限らず、家族や近所づきあいなど、どんな場面でもあてはまります。「表現すると生きやすい!」ということを伝えていきたいです。

 

講師としてオリジナルなテーマを持つまで、どのようにキャリアを積まれてきたのですか?

私は自分のゴールを定めてそれに向かって歩んできたというよりも、その時々の”勘“でキャリアを選択してきたように思います。

 大学を卒業して最初は企業で秘書をしました。仕事上、何事もきちんとすることの大切さを覚えました。やがて結婚し、地方に転居しましたが、夫をなくし東京に戻りました。さてこれからどうするかと考えたときに、専門学校で学び直すことを選んだのです。

若い人たちに混じってファッションビジネスを3年間学びました。経営やビジネスの流れ、ビジネス用語、業界の状況について学ぶことが多かったですね。

専門学校を出た後は、アパレルメーカーに職を得、店舗のマネジメントや、マーケティングに携わりました。ファッションショーの企画やPR写真の撮影など表舞台と同時に裏側も見ることができ、興味深い体験でした。また、販売員の人たちを前に話し教える機会もあり、講師として人前で話す経験の先駆けになりました。

けれど、だんだん、日々の成功・失敗のはっきりした仕事がしたいと思うようになりました。そこで選んだのが、当時から結果重視で名高いリクルートへの転職です。飛び込み営業もこなし、しのぎを削るような仕事の場に身を置くことで、結果を追い求める姿勢や人脈の作り方などが身に付いたと思います。

当時リクルートでは、企業向けの研修・教育用のビデオを盛んに製作していました。そこで今度は、そのビデオを使った企業研修を請け負う事務所を友人と立ち上げ、独立することになったのです。

 次から次へと新作ビデオが製作されるので、私たちも、1〜2週間で内容をいちから理解し、人に教えるまでにマスターするといったことを繰り返していました。企業研修の知識、教え方の知識も磨きましたが、常に新しいテーマをインプットし続ける体験が、勉強になりました。

こうした中から、「知識を身に入れて → 統合し → アウトプットする(人前で話す)」ことの面白さを実感するようになりました。

 ありとあらゆることを学びたいという欲が沸き、興味の赴くままに様々な知識を詰め込みました。そんな時出会ったのが、プレイバックシアターです。

 

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