講師でキャリアを築いた先輩たち Vol.1 上田晶美さん

 Vol.1 講師として仕事も家庭も充実した毎日を送っています! (前半)

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uedajirei1.jpg上田 晶美(うえだ あけみ)

ハナマルキャリアコンサルタント代表
CDA(キャリアディベロップメントアドバイザー)

上田晶美さんは、ハナマルキャリアコンサルタントの代表として、20年近く、女性のキャリア、再就職支援、(女子)大学生の就職支援などを行ってきました。
現在、3つの大学での非常勤講師を含め、全国20以上の自治体・企業、20以上の大学でセミナーや講演、講義を年間200回以上実施する多忙な日々を送っています。
また、講師としての活動に加え、NHK第一ラジオ番組でのレギュラー出演や、TVへの取材・出演、大学生向けの就職活動、主婦の再就職、ビジネスマナーなどについての著書、新聞雑誌への寄稿など、幅広く活躍をされています。
私生活では、3人のお子さんのお母さん。そんな上田さんに、講師としてのデビューや、講師になってよかったこと、ワークライフバランスや働く女性支援の思いなどについて伺いました。

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講師となったきっかけは?

最初から講師を目指したわけではありません。大学卒業後12年間流通企業に勤め、広報、人事教育などに携わっていました。仕事は面白かったのですが、第一子を出産した頃から、自分のキャリアについて考えるようになりました。仕事を続けたい、でもこのままでやっていけるのだろうかと。そこで考えたのがこれまでの経験を生かして、キャリアコンサルタントになることでした。

まずは、女子大学生向けの就職支援を始めようと、友人とハナマルキャリアコンサルタントを立ち上げました。後から考えれば日本初のキヤリアコンサルタントです。まったくの手探りでしたが、キャリアコンサルタントとして、まずは女子学生向けの就職セミナーを企画し、やがて全国でセミナーや講演を行うようになりました。それが、講師としてのキャリアを築くきっかけです。今では、全国の大学、自治体を中心に年間200回以上講演をしています。

 

講師としてのデビューは?

初めて講師をしたのは、ある就職支援会社が学生向けに企画した就職セミナーでした。会場は都内の大きなホールで、いきなり1000人を前にしての講演でした。

 

緊張されましたか?

あまり緊張はしませんでした。事前に準備してきたことを自分らしく伝えるしかないと覚悟を決めていました。ただ、今なら参加者の表情や反応を確認しながら講演を進めることができますが、そのときはさすがにその余裕はなかったですね。

強いて失敗したと思うことをあげるとすれば、前の日に前髪を切ったことでしょうか(笑)。後から掲載された写真を見たら、恥ずかしかったですね。前の日に変えてはいけませんね。

 

講師として仕事を始めるにあたって大切なことは?

まず話す内容を充実させることが大切だと思います。私はキャリアコンサルタントとして講演やセミナーを行うので、その内容には創意工夫を凝らしました。オリジナルのプログラムやワークシートなどを自分で開発しました。まずは中身が充実していることが大前提です。

あとは、営業活動に苦労しましたね。最初のうちは仕事を取るのはとても大変でした。

 

講師としてのスキル向上にはどのようなことをされましたか?

内容が充実してくるにつれて、話し方伝え方も大切だと気がつくようになりました。アナウンサーのように上手にしゃべる必要はありませんが、やはりわかりやすく伝えることは大切です。

そこで、自分の話す姿をビデオに撮影して自分で研究を重ねました。また、知り合いに話し方の先生がいたので、相談もしました。それによって随分と改善されました。やはり専門家に習うことは大切です。内容が充実してくるにつれて、話し方伝え方も大切だと気がつくようになりました。アナウンサーのように上手にしゃべる必要はありませんが、やはりわかりやすく伝えることは大切です。

 

セミナーや講演するときのコツは?

例えば、大学の講義90分を一日に3回することがあります。90分しゃべり通しではさすがに持ちません。また聞いているほうも疲れてしまいます。

私はなるべく双方向の講義を心がけています(最近流行っているようですが、私はずっと前から実践しています(笑))講義の合間にアクティビティを取り入れるとか。それを15分刻みに交互にして、15分以上は話し続けないような工夫もしています。そうすると声もかれずに、またその間に水を飲むこともできます。聞いているほうも、双方向にしたほうがずっと満足度が上がります。

「聞いて」→「書いて」→「話し合って」→「発表する」そんなサイクルをまわしていくと、聞いているほうも集中力が途切れません。

私が講師としての仕事を始めたときは、何もかも手探りでした。今では講師のスキルを学ぶ機会があるのはとても幸せなことだと思います。

 

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